宅地建物取引士は、人気のある国家資格です。
私自身、不動産に興味があった訳ではありませんでしたが、今後のキャリアアップにつながると思い、受験を決めました。
勉強を始めた当時は子どもが0歳であったため、思い通りには全然いかなかったのですが、継続するうちにペースが掴めてきて、6カ月で合格することができました。
結論からいうと、合格するためには、①YouTubeの講義を受験の日まで毎日聞き、②過去問を解きまくり、③試験前に予想問題を解く
この3つで、法律や不動産の知識の無い方でも合格できます。
それでは、宅建を合格する秘訣を詳しくお伝えします。
宅建は独学で大丈夫?
宅建の資格をとりたいけど、通信講座をとるための費用がない・・という主婦の皆さんが多いかと思います。
安心してください。子育てしながら勉強するには、独学で十分です。ただ、やると決めたら「絶対に合格する!」という強い気持ちを持ち続けることが何より重要です。
受験までのスケジュール
月 | 勉強内容 |
4月 | テキストを購入し、YouTube講義を聞きながらテキストを全て読む。 |
5月 | 同上。(5月は帰省したりお出かけが多くあまり勉強してないです。。) |
6月 | 問題集をひたすら説く。宅建過去問アプリも活用。 |
7月 | 同上。 |
8月 | 同上。 |
9月 | 直前予想問題集を購入し、何度も解く。 |
10月 | 試験日まで自分が間違いやすい問題を重点的に解く。 |
勉強できる時間は、主に子どもが昼寝しているときと夜寝かしつけてから自分が就寝するまでなので、だいたい1~2時間くらいです。(もちろん家事もその間やらなきゃなので。。)
テキストの購入
宅建の参考書はいくつかありますが、私はこの2冊を勉強を始める前に購入しました。
TACの「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書」です。分野ごとに3冊取り外せて、イラストが多くとっても見やすいです。私のような、文章が多く難しいテキストが苦手な方は特におすすめです。
2024年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 [ 滝澤 ななみ ] 価格:3300円 |
2024年度版 みんなが欲しかった! 宅建士の問題集 本試験論点別 [ 滝澤 ななみ ] 価格:2750円 |
YouTube講義を何度も見る
「YouTube講義を何度も見る」これこそが合格の一番の秘訣です。
初めは、購入したテキストを見ながら聞きます。あとは、料理しているとき、洗濯物を干したり畳んだりしているとき等、主に家事をしているときに何度も聞き流していました。約半年毎日聞いていると、理解するだけでなく、セリフがほとんど頭に入るようになります。
YouTubeで「宅建 講義」と検索すると分かりますが、たくさんの先生の講義がアップされています。
その中でも、私のおすすめは、「宅建みやざき塾」と「宅建吉野塾」です。
宅建みやざき塾
みやざき先生の講義は、勉強初めてから試験日まで、ほぼ毎日聞きました。初めて学ぶ人にも分かるように説明してくれて、何よりも先生の声は頭に残りやすい!
宅建吉野塾
吉野塾の吉野先生の講義は、試験の2カ月前くらいから聞き始めました。要点を分かりやすく説明してくれて、予想模試の解説も何度も聞きました。
過去問を解きまくる
試験は過去問から多く出題されるため、過去問を何度も解くことは必須です。
私は、購入したテキストを3回繰り返し勉強しました。
テキスト以外にもすき間時間に使えるのが、過去問アプリです。
私は、「宅建 過去問 2023」(無料)を活用していました。
間違った問題や苦手な問題をチェックでき、弱点を重点的に学習するときにも便利です。
予想問題を解く
9月に入り、過去問を3周し終えたら、次は予想問題を解きました。
毎年の宅建試験を研究されている方が予想しているため、合格の近道になるかなと思います。現に、予想問題から多く出題されています。問題を解くときは、必ず時間を計り、本番の試験を想像しながら解きましょう。
私は2つの予想問題を活用しました。
みんなが欲しかった!宅建士の直前予想問題集 2023年度版
テキストと同じみんなが欲しかったシリーズです。
※2024年度版は、2024年6月に発刊される予定です。
4回分の問題が入っており、購入読者限定の「予想論点ポイント解説」web講義も視聴できます。そして、試験に必ず出題される最新統計情報も盛り込まれているため、かなりおすすめです。
宅建吉野塾フリー模試・ワンコイン模試
毎年、吉野塾から、無料の模試と2つのワンコイン模試(各500円)が販売されてます。
私は、無料のものとワンコイン模試1つを受けました。とても分かりやすい無料解説動画もあるので、ぜひ受けてみてください。
吉野塾ワンコイン模試について
※2023年は8月に販売開始されました。
これらの予想問題で合格点に達することができず、かなり撃沈しました。
それから試験までの1カ月間は、予想模試を繰り返し解くとともに自分の弱点を重点的に勉強していきました。
まとめ
私のような専門知識が無く、育児をしながらでも、半年間少しずつでも勉強し続ければ、無事に合格することができます。
むしろ、宅建合格という目標ができたことで、それ以前より効率良く家事ができ、前向きに育児もできるようになりました。そして何よりも合格することで自分に自信がつきます。
宅建にこれからチャレンジする方の参考になると嬉しいです。応援しています!